Europe勝手に応援団ブログ

このブログはヨーロッパに暮らす日本人によるオムニバスブログです。ヨーロッパへの移住にあたって気になる手続き、現地の様子、お役立ち情報の他に、ヨーロッパにいるからこそ見える日本、ヨーロッパにいると見えない日本、そんな情報をお届けします。詳しくは「はじめまして」の記事をお読みください。http://europereiwa.livedoor.blog/archives/3744195.html

タグ:行政

無料PCR検査を受けてきました。
そのレポです。(1月中旬)

受けるのは義務でも何でもないのですが、私が受けて陽性だったら日本でずっと一緒にいた家族も陽性の可能性が高く、逆ならみんな陰性の可能性が高い、という判断基準になるかなーと思ったからです。日本の田舎に住む家族は、症状なしでPCR検査を受けることは難しいので…。

EaoZjylUYAAp7e2
PCR検査の時間経過↑↑ こちらの図がとてもわかりやすいです。出典の論文がちゃんと載ってるので信頼できます。
(日本入国の際に行われている抗原検査がいかに感染者を取りこぼす可能性が高いことがよくわかります…。)


検査をとにかくさせたくない人たちはどういうつもりなんでしょうね…。検査しても治るわけじゃない、意味がないと言ってる人たちは、がん検診することでがんが治ると思って健診受けてるのかな…。謎です。日本でも気になったらすぐ検査できる体制(そして病院で治療できる体制)を整えてほしいです(コロナ発生から1年たっていう事じゃないですが…それはつまり1年たってもなーんもできてなかったということですね。イライラ)


さて、本題!!

ウェブページはこちら↓↓


カテゴリが色々細かく分かれていてわかりにくかったです。
症状あり・なし
濃厚接触あり・なし
旅から帰ってきたか。安全国か。国内か。

など。
私は 「安全国(日本)からの帰国。無症状。濃厚接触なし」(入国時点1月中旬で)
だったので、Ernst-Happel-Stadionうがいテスト(PCR)を受けてきました。
無料でした。

手順は以下の通りでした~

1) まずは下のサイトで事前登録

2) 時間の予約はしないので、登録完了後いつでもいいからErnst-Happel-Stadionへ行く。 
ちなみに検査の列はU2の駅出口の目の前だったのでU2で行く方が便利かも。

3) 窓口にならび登録時に送られてきたQRコードを提示。持ち物にパスポートやMeldezettelと書いてあったけど提示することなくQRコードをぴってして終わりでした。

4) プラスチックの試験管とバーコードの印刷してあるシールをもらい、次の窓口に並ぶ

5) 次の窓口でシールを渡し、ストローと液体の入った小さいなんだろ、容器?をもらう。検体採取方法の説明を受ける。

6) 指示通り、容器のふたをぱきっと折って、口の中に液体を入れる。塩水だったのかな。それで40秒ほどうがい。うがい後口のなかのすべての液体をストローで試験管に。もう一度窓口に戻って試験管を渡して終了。


鼻の奥に麺棒突っ込むのとも、日本でやったレモン見ながらひたすらつばをあつめるのとも(抗原検査)違ってました!!楽でした~。検査の所要時間は待ち時間も含めて15分くらい。すいてました~!


そして、窓口の人たちはみんなとてもフレンドリーで親切でした。接客業系、基本みんな無愛想だから、ちょっとにこっとされるだけで、「いい人」認定してしまう。我ながらちょろい


7) 結果は、SMSで照会のための番号と、照会できるサイトが送られてくるはずでしたが、前者が4日たっても来なかったので、電話しました。e-cardの番号と名前、検査日を知らせたら口頭でネガティブと教えてくれました。陰性証明が必要な場合はメールで申請してとのこと。


ちょっとひとあんしんです 



帰国後(帰国翌日から2週間)自宅で自己隔離でした。
その様子でも!(2020年10月下旬の様子です。)


体調チェック
空港での説明では体調をLINEで厚労省が確認するか、電話等で地方自治体が確認するかとのことでした。でもLINEで報告するには、LINEの登録番号が日本の番号でなければいけないと言われ、私はもう日本の番号持ってないので電話でということに。

結局帰国して3日後、住んでいる市の感染症予防課から以下を毎朝メールで知らせるように、とメールが来ました。

①氏名
②本日の体温
③だるさや、せきなど風邪のような症状の有無

ので、めんどくさ・・・。これは義務なの?!法的根拠は?!このメール誰が見て、どこに保存されるの?!プライバシーはどう守られてるの?!は?!メールくるなんてどこに書いてあった?!と一瞬怒りが沸きましたが。チキンな私は律義に返信…。市役所の人が言われてもね。彼らは言われた通りに仕事がんばってるだけだから。大変だろうし。文句はもっと上に言うことにしました。


花粉症がつらすぎて毎日普通にだるさやくしゃみ、痰等があったためそれを報告していたら、数日たって大丈夫ですかの電話が来ました。とても親切なお姉さんでした。体調が悪いようであれば再検査も手配しますよ。とのこと。すてき。

私の市はドライブスルーのPCR検査を設置するなど比較的対策している市(ある産業があり、財政的にかなり潤っている市)です。感染の可能性があるときにすぐに検査してもらえる安心感。親や祖母たちを置いて日本を離れる不安はありましたが、ちょっと安心しました。地元愛が深まりました…。

(私日本で起こっている事度々批判してますが、日本大好きなんですよ。地元大好きなんです。だからこそおかしいなと思うし、思ったら言う。大好きなすてきな国で居続けてほしいから…。そしたら非国民とか、嫌なら出てけとか言われて…。どうすりゃいいん…)


感染しているかどうかわからない、というのが一番不安だし面倒だなとつくづく思います。経済活動は再開できないし。そのためにもまずは検査。とにかく検査。陽性だったら隔離・治療。だと思うのですが。いつまでもぐだぐだぐだぐだ日本政府は何やってんでしょうね。


住民票の移動
今回は長めに日本にいるので住民票を戻さなければいけませんでした。
通常は移転後14日以内に手続きしなければ最悪罰金!となってますが、コロナのため自己隔離の場合は隔離期間が明けてからでもOKとのこと(市役所に確認しました)。よかったよかった。


隔離中の行動
結局、政府は補償も支援もしないってことにしてるので(コロナは起こってないことになってんですかねこの国は…)、外出したとしても罰金も何も課すことはできない。なので特に監視があるとか、絶対出ないでくださいね!!とかそういうなにかがあるわけではなく、別に出ようと思えばいくらでも出れるし、誰かに会おうと思えばいくらでも会える。私は親に車で迎えに来てもらいましたが、たとえば空港を出るまで特に監視されたり見届けられたりするわけでもないから、勝手に帰ろうと思えば帰れる。これは罰金などを課す法律を作らなかったというよりも、そうするなら必要となる支援や保障をなるべくしないことにした、国民見捨てた政府の責任。

とりあえず、何かあったときに私の責任にされたら嫌なので、粛々と指示に従いました。それで実はコロナ感染していて、家族とかに感染させていたってなったら、心置きなく政府の対応の問題だー!!って言えるからね!私、底意地悪い。笑


でも健康第一。体調崩さぬよう、たくさん食べて、たくさん寝て元気に過ごします!

日本からオーストリアに戻ったときの様子も書きました~
④ 日本出発(地方空港~羽田) ←つぎここです
 フランクフルト~ウィーン


 おねがい 
この記事を読んで、少しでも役に立ったなと思ってくれた方がいたら、「在外投票」するための手続きと、選挙の際には「在外投票」をしてください。それがこのブログの唯一で最大の願いです。やり方は以下にまとめてみました。在留資格に比べたらとても簡単です。わからなければ個別でお答えしますのでコメントくださいませ。

在外選挙人証について
海外での投票のやり方


日本を一時的にでも永久にでも去ることになったとはいえ、家族や友達が暮らす、自分の故郷です。オーストリア含め多くのヨーロッパの状況と比べるとよくわかると思いますが、日本の人は政治への関心が低い(オーストリアの投票率は8割を超える。これでも下がり続けていて問題視されている。でも日本は半分以下です)。だから、自分達の暮らしを支えるはずの政治が、知らないところで自分たちを苦しめている。なぜなら文句を言う人が少ないから。私たちが払った税金正しく使われている?私たちが暮らす上での法律や制度ちゃんと暮らしやすいようなものになってる?

文句を言いませんか。自分の人生、家族の人生、それをささえる日本という国の将来に関心がある事を示すために投票行ってほしいです・・・。


そんな状況伝わればと思い色々記事書いています。よかったら感想などお寄せください。
ブログの目次はこちら

市立図書館に比べたらちょっとややこしかったです。

ちなみにカードはこんな感じでした!
IMG_20201023_095051



基本的に多くの本は書庫に保管されているので市立図書館のように、直接行って探すまたは眺めていいのを見つける~ということができません。

1)U:searchにログイン
作成したIDとパスワードでU:search(日本でいうOPACみたいなもの?)にログイン・Anmeldenします。


2)U:searchで本を検索・予約
本のタイトルや著者名などで借りたい本を検索。Bestellenというボタンがあったらそれを押すと貸し出し予約できます。

Bestellenのボタンがない場合は書庫ではなく、普通に本棚に並んでいるということらしいなので、直接その図書館に行って自分で本を探して借りることになります。

本はまとめて全部一か所にあるわけでなく、各研究科が図書館を持っていてそこに保管しているようなので、どこの図書館にあるか確認しときます。私は結局本を10冊くらい借りましたが、5-6箇所くらいの研究科を回りました!ちょっと面倒でしたが大学の雰囲気などわかって楽しかったです!!


3)準備ができましたメールが来たら取りに行く
ほとんどの場合、翌営業日には「Bereitgestellt」というタイトルのメールが届きます。本準備できたよーってことです。保管期限が書かれているので、それまでに大学に受け取りに行きます。カードか、まだ届いてない場合はパスポートなどのIDをもっていけばOKでした。

メール以外にもU:searchにログインして自分のアカウントのページをみると、自分が何をオーダーして、それぞれどういうステータスかチェックできて便利でした!


4)返却
貸し出し期間は本によって違うので(私が借りた本は28日が多かったかな)、それぞれ決まっているのでそれまでに返却。借りた図書館にもっていって返したい~って言ったらオッケーっていって向こうでピッピしてくれて完了。返却完了しましたのメールが届きます。


なんでもネットで済んでしまう。すてきでした。
今は色んな事に追われ、十分活用出来てるとはいえないけど、余裕が出てきたらウィーンの図書館サービスもっと使い倒してやりたいな!!!と思ってます

ウィーン大学図書館

こちらも登録すれば学生でなくても利用できます!

専門書がそろっています。英語の文献も結構そろっていました。大学に探している本がない場合、手数料かかりますが、国内外の他大学図書館からの取り寄せも可能とのこと。国内は安いですが国外は結構送料かかるようで個人的に躊躇してしまい利用したことありません…。

図書館カード発行方法などのページはこちら 
英語のページもありました。親切。Webpageの内容そのままですが、以下簡単な手順書いておきます!


手順1)
U:Accountというのにまずは登録します。ページはこちら


手順2)
アカウント登録が終わったら、ログインして、Initial registrationというページでカードの事前登録をします。名まえとか住所とか入力しました。


手順3)
必要書類をもってカードカウンターへ。
写真付きID、Meldezettel、会費(現金払い不可)をもっていきます。
私は大学の中央図書館で登録しましたが、どこの研究科の図書館でもできるらしいです。開館時間は研究科・曜日によって異なるので、事前にチェックしていきましょー。大学休暇やコロナ対応で時間が変わってることもあり(よく考えずに行ってしまった私はちょっと怒られた…。😅)。
中央図書館が一番開館時間が長かったから便利かも。


この時点から貸し出し等が可能です。最初はカードが手元にないので写真付きIDで貸し出しができます。

手順4)
カードが郵送されてくる(3週間くらいかかったと思います…)
書留とかではなく普通郵便でポストに入ってました。


手順5)
届いたカードをアクティベートする。各研究科に以下のような小さな機械があるのでそこにカードを入れてると期限などが印字されて利用できるようになります!

IMG_20201005_122405
青白く光ってるのはちっさな画面部分です。全画面タッチパネルとかにせず機能最小限にしてコスト抑えよう感がでてますね。そういえばトラムの中の券売機もすごいシンプル。お釣りも出ない…。これもコスト最小限にしようとしてるのかなーとふと思ったことがありました。


【会費】
月会費 5ユーロ
年会費 15ユーロ

安い!!!
カード発行料は初回は無料ですが紛失等で再発行の場合は15ユーロかかるそうです。なくさないようにしないと!!

次回は具体的な利用方法~ 大学はいるのドキドキしました~でも楽しかったです!

日本で学問の自由や言論の自由など、人間としての基本的権利が脅かされているニュースが入っており、心が沈む一方ですが…


に対して、別に問題ない、税金使ってるんだから口出すなはおかしい、中国の諜報機関だ!などデマも含めて色々な意見がありますが…。


問題はある。非常に深刻な問題です。だから全国で100を超える学会が抗議文を発表している。

それは学者が自分の職がなくなるから騒いでいるということではないです。(学者は自分の好きなこと調べて、偉そうに語ってるだけ~なんてイメージがある人いますが(実際そういう人がいないとは言いきれない。どの世界も色んな人間がいますからね~)でも自分の研究で社会をよくしたい、誰かの役に立ちたいという使命感をもってやってる人がほとんどじゃないかしら。)


今を生きる、これからを生きていく日本で暮らすすべての人が、今後自由に意見を言い、学び、安全で豊かな生活を送り続けること、それを脅かす行為であるから。一線を明らかに超えたから。そんなこと~大袈裟~と思う人もいるかもしれませんが、全然大袈裟じゃない…。


私は子どももいないし、正直こんな狂った世界に子どもを産み落とすのが申し訳ないし怖くて仕方がないから産む予定はないけど、でも今生きている子どもたちが、10年先20年先も、やりたいことをやり、言いたいことを言い、行きたい場所に行き、会いたい人に会い、生きたいように生きることのできる日本であってほしいと思う…。


だからパンケーキおじさんとか言って適当に彼を許していてはいけないと思う。
今を生きる大人の責任だと思う。
(ていうか彼はパンケーキおじさんと呼ばれて嬉しいのかな…。わたしがパンケーキおばさんと呼ばれたら、馬鹿にしてんのか、パンケーキ好き以外にもっと私いろいろあるわ!!!って思うけどな。笑)




ということで、

やっと本題。  笑


【ウィーンで本を借りる】


私用で本がいくつか必要になり、それぞれ利用したので使い方を残しておくことにします。
参考になれば。


図書館にあるのはほとんどドイツ語の本ですが、英語の本やDVD、子ども向けの本もありますし、ドイツ語を勉強する方は、ドイツ語学習本や試験対策本などが結構たくさんあるので利用されると便利かと思います!!


ウィーンで本を借りようと思ったら大きく分けて3つの施設・団体?があります。
これらを利用する場合、個別に登録等必要になります。

1)ウィーン市立図書館
2)ウィーン大学
3)国立図書館


まず、今回は
1)ウィーン市立図書館  からです。
  Webpage はこちら

unnamed1



ここの利用が一番簡単! 

① 市内にたくさん市立図書館があるので、GoogleMapsあたりで近くの図書館を検索。または一番大きな図書館はBurggasseにあるのでそちらへ出向きます。

② カウンターに行って利用者登録をしたい。と伝えます。

③ 氏名・住所などの個人情報を口頭で伝え、身分証明書を提出。

④ 登録料を支払います。大人年間31ユーロです。(去年は30ユーロだったので値上げしてますね…)子どもや学生は9ユーロです。さすが、緩やかなインフレ国家。

⑤ その場でカードがもらえるので、その瞬間から本の貸し出しができます。
  

本は日本の公立図書館と一緒で、普通に本棚に本が並んでいるので眺めてほしい本を借りるだけです。もちろんパソコン画面で本の場所の検索もできます。

あとは、貸し出しは機械があるのでカードをピッっとして本をさっとかざして終了です!


期限までに返却しないと少額ですが延滞料金(0.3ユーロ/日)が発生するので要注意。一応期限が近づくと登録したメールアドレスに知らせが届きます。貸し出し延長したい場合は家にいながらネット上でできるので便利です


移民だって税金ちゃんと納めている。だから、よく生きる権利のひとつとして、こういうサービスどんどん利用していきましょう

パートナーシップ制度を実施することになったー!!
という喜びのツイートが流れてきています!
まだまだ十分とはいえないけど、嬉しい一歩ですよね



世界で同性婚がどのように認められているのか。
2019年時点では以下のようになっているようです。
この地図わかりやすい。青が強く保障されていて赤が強く排除されている国です。

JAP_ILGA_World_map_sexual_orientation_laws_dec2019_update
元画像はこちら

この地図面白くないですか?

ヨーロッパはなんとなく認めている国が多いイメージがもともとあったから納得だけど、中南米で憲法レベルで保障してる国があるし、そんな中でジャマイカはまっかで… 

南アはアフリカ大陸とはいえ、もともと他のサブサハラとは一緒には考えられないのでなんとなく青なのはわかりますが、アンゴラも青なのはすごいなと。どういう経緯でそうなったのかなあといろいろ興味がわきました。

日本は薄い水色なので、まだまだ頑張らないといけないですね。

エレン・ペイジのドキュメンタリードラマ「Sexcation」を思い出しました。次の記事で書こうかな


Netflix シリーズの SEX EDUCATION も超おすすめです 
以前おすすめ記事を書きました。ネタバレせずにざっくり感想と予告編が貼ってあります。


日本での同性婚
共産党や立憲民主党などは理解を示していますが、現在の政権与党はLGBTQの存在を毛嫌いして、同性婚も拒否してますよね… 個人的に拒否する人に理由を色々聞いたことがあったけど、私はどうしても納得できませんでした。でもいつもうまくそれに反応はできなくて、なんかもう、なんでそうなるのさ、意味わからない…くらいに思ってました。

そしたら、大好きなせやろがいおじさんが以前同性婚についての動画を作成していて、なるほどと私のもやもやを解決してくれたので貼っておきます!


「同性婚を認めたら国が滅ぶと言ったお偉いさんに一言」



と、いつものように脱線してしまったので…
反省は次の記事に続きます…





このブログの目的…時々忘れそうになりますが、「はじめまして」の記事に書きました。

コロナ濃厚接触者になりかけてみて、
改めて、迅速な検査拡大の必要性を実感しました…。


<時系列>
8/13 同僚Aとその妹Bが食事をする
8/14 同僚Aと夫が同じ職場で1日一緒に働く
8/15 土曜日のため自宅でのんびり  (妹Bの彼氏の感染が判明する)
8/16 夫は友達Cと会う、私は友達Dと会う
8/17 妹Bの感染が判明し、同僚Aが夫ら職場に連絡
  (↑私たちはこの時点で知りました)
   AはPCR検査と自宅待機 
   私たちはその日市民プールに行く予定だったのをキャンセル
8/18 夫は友達Eと会う予定をキャンセル
8/19 ステイホーム
8/20   PCR検査 同僚A陰性


結局同僚Aが陰性だったので問題なかったですが、仮に同僚Aが陽性だった場合どうだったんだろうと色々考えました。


<もし妹Bの彼氏のPCR検査結果がこれより1日早く出ていたら>
夫も、私も、友達CもDも感染していなかった。

<PCR検査がこれより1日遅く出ていたら>
身近に感染者がいるとは知らずに普通に出かけていたので、友達Eやプールで不特定多数の人に感染させていたかもしれない。


感染が判明するのが遅ければ遅いほどその間の接触人数が増えていくので、感染がどんどん拡大していくのをわが身でいまさらながら実感して…結果が出るまで何となく外に出れないし、仕事も休まないといけなかったり、とにかく時間との勝負なんだなとつくづく思いました…。


体調不良でかかってきた電話たらい回しにしてる場合じゃないですよね。ほんと。

前回の記事では、日本を離れると地方選挙での投票権がなくなってしまう人がほとんどだ(移住先によっては投票権をもらえるところもある。北欧とか。)という話をしましたが、ちょうどタイムリーに選挙関連でもう一つのニュースが入ってきました!


在外邦人の最高裁裁判官の国民審査についてです。

最高裁判所の裁判官がおかしな判断をしている!一部の権力者や特定の集団にとって有利な判決をしている!民主主義を支える三権分立が十分に保障されていない!というような疑惑が持たれたときに、市民は自分たちの暮らしを守るために裁判官に辞めて!ということができます。これは市民としての権利です。

この裁判官OK!だめ!の判断は衆議院選挙の投票時に行えます!だから最低でも4年に1度。自分が何らかの事件に巻き込まれたときに、正当な判断がされないかもしれない、って怖いですよね…。だから結構大事な問題だと思うのです。



私は在外投票は参院選しかしたことなかったので知らなかったのだけど、在外邦人にはこの最高裁裁判官の国民審査に参加することができません投票用紙が間に合わないとかいう実務的な問題、という言い訳だったらしいですが。

それについての裁判が行われていて、この度、高裁でそれは違憲だ!という判決がでましたー
詳しくは下の記事で。
(時事通信社 2020.6.26)


裁判の結果が出てからこの問題を知るっていう・・・ あいかわらずの未熟者の私ですが…。 こうやって権利が十分に保障されていない場合、声上げていかないといけないですよね

実際に投票できるようになるには事務的な環境整備が不可欠なのでまだ時間はかかるとは思いますが…なんとか急いで準備してほしいものです。

ちなみにこの裁判、映画監督の想田さんが原告になってます!この方、パートナーとの夫婦別姓選択についても訴訟を起こしていて。すてき…と思いました。


このページのトップヘ