まずは大事な大事な権利についての話から始めるのがいいかなと思い「投票権」についてです。
(このブログの目的、目標はこちらの「はじめまして」の記事で書いてます。)

わたしの能書きはいいから、とりあえずやり方知りたいわという方はこちらです

わかりやすいポスター画像もあります!ポスター画像を作ってくれたのは勝手に応援団の仲間で、そのあとのわかりにくい文章が私です



権利というのはややこしいもので、間が生まれながらにして平等で様々な権利が生きてるだけであるものとされてますが、

あるものとされてる

というのがミソで、それを実際に行使できるかというと話は別です。例えば「教育を受ける権利」はすべての人間にありますが、基礎教育を受けることができてない子どもは世界にも実は日本にもいますよね(外国籍の子どもや戸籍のない子ども…語りたいことはたくさんありますが、おいおい。早々に脱線は避けたい…)。


この
本来あるべき権利さまざまな理由で行使されないことがあ(権利侵害がそもそも認識されていない、手続き上できないことになっている(今回のお話はこれにあたるのではないかなと…)などなどです。)そしてそのさまざまな権利を獲得する戦いが人間社会でずーっと行われてきたわけです。(自分なんも闘ってないくせに・・言い方えらそうですね…気をつけます)しかも一度獲得したらこれで大丈夫というわけではなく、それが急に剥奪されるという事もあり安心できないというのが、ほんと勘弁してほしい…


では本題。


海外移住、ヨーロッパ暮らしとなったときにこの権利行使にどんな変化があるのか残念ながらヨーロッパに住む事になった!住民票を抜いて海外移住だ!そうなると、日本人であるにも関わらず
色んな権利が行使できなくなります


例えば健康保険
住民票を抜くと国民健康保険には入れないので、当然保険料を払ってなければ日本に一時帰国中ケガなどしても日本の保険からはなんもおりません。

そして、一体何に使うのかよくわかんないけど、結局また税金無駄遣いしたな…と思われるマイナンバー。住民票抜くととりあえず没収されます。実際には紙自体は自分で破棄だったかな。

あとは日本の株式や債券などが基本的に取引できなくなり、海外に永住となった場合、すぐ手仕舞いさせられる証券会社もあります。

銀行でも口座解約が求められる所もあります。(メガバンクなどはそのまま口座を保持できますが取引に一部制限がかかる場合あり)相場関係なく手仕舞いさせられたり、海外の新しい自分の口座へ送金したいのにできなかったり日本を出る事になると急に色々と制限がかかりとても面倒です。面倒でした… (日本の銀行の事や送金の事など自分の為にだいぶ色々調べたのでどっかで記事にしたいなぁ)


そんななか、残るのが参政。参政権と言っても残念ながら全てではないです国政選挙での投票権です。


実はこれできるようになってから20年ほどしかたってませんこれまでヨーロッパで暮らしてきた日本人の長年の努力の結晶です詳しくはこちらの記事で。
https://parisreiwa.amebaownd.com
(ヨーロッパ勝手に応援団と連携するパリ勝手に応援団です)



とにかく、偉大な先人たちのおかげで、海外に暮らす日本人も一部選挙で投票できるようになりました
出国に合わせて色んなものを剥がし取られる中で残る参政権、貧乏性の私はなんだか悔しいので何がなんでも使い倒してやろう!!!と思ってしまうのです!


ただ、日本で投票するみたいに当日手ぶらで、という訳にはいきません…残念ながらいくつか準備が必要です。ちょっと面倒ですが、ただ、一度やってしまえば「最強のカードを手に入れた的なすごい便利なカードになります!海外へ移住する予定の方、現在海外に暮らしてるけど手続きしてないわって方、ぜひチェックしてみて下さい

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前置きが長くなりました。というか、前置きだけになりました。ちょっと面倒な手続きの具体的な方法は次の記事で。いえ、次の次の記事で!まずはなぜ在外選挙人証が「最強のカード」と呼ばれるのか(私が勝手に呼んでるのか)についてです!