Europe勝手に応援団ブログ

このブログはヨーロッパに暮らす日本人によるオムニバスブログです。ヨーロッパへの移住にあたって気になる手続き、現地の様子、お役立ち情報の他に、ヨーロッパにいるからこそ見える日本、ヨーロッパにいると見えない日本、そんな情報をお届けします。詳しくは「はじめまして」の記事をお読みください。http://europereiwa.livedoor.blog/archives/3744195.html

2021年02月

前回の記事で財布を紛失したと書きました。


ないと気づいたときに、スーパーに落とした可能性があるなと思い、スーパーに走りました(気づいたの翌日だったから走ったって意味ない。が、そういう気分だった)。レジは混んでたので、搬入口あたりから裏の事務所をのぞき込んだら「ここに入ってくるな!!」と怒られたので、慌てて「昨日財布をなくしてしまって探してる」と言ったら「レジに聞け!」と。

あの大行列のレジかー…と思いそーっとレジに近づき、時間が空くのを待ちました。
そしたら向こうから「何?」と声をかけてきたので同様に財布の話をしたら。
まわりに確認することもなく「ない、知らない、わからない」

相変わらずの塩対応…。

そもそもちゃんと持ってなかった自分が悪いので、しょんぼり帰りました。


財布に入っていたものの内、前回は在留許可証の再発行の話をしましたが、
今回は保険証(ecard)です。これは簡単だった。

1)自分の保険会社に電話(すぐつながる)
OK 5日以内に発送する~ と言われる。

2)2週間後自宅ポストに届く



日本だったら当たり前のことなんだろうけど、オーストリア行政機関ののんびり感にはいつもハラハラさせられるので(オブラートに包んでみました)、この迅速な対応。感動しました。すばらしい
カードがない場合には医療機関にその旨を説明するといいよ、デポジットを取られる場合もあるけど治療などしてくれるはずだよ。と優しく説明してくれました。

すばらしい 

財布をなくしました…
人生で二度目です…。
二度ともシラフです…。


一度目はニューヨークのタクシーで。ニューヨークわかってるから感を出してスマートにチップ込みで支払って、颯爽と去ってやろう。と思ってたら、内心しっかりわたわたしてたんでしょうね。財布シートに置きっぱなしで出てしまいました。おのぼりさん丸出し。はー…。


二度目は先月ウィーンで。全く記憶にないんです。家からワンブロック離れたスーパーに買い物行って、帰ってきたらなかった。正確に言うと、帰ってきて、翌日にないことに気が付いた。


これまで苦労した在留許可取得についての話はこちらから↓↓ 
在留許可を取得する 1年目 2年目 3年目
それぞれのかかった時間 こちら
おまけ パスポート期限の注意こちら
在留資格に必要な語学試験   


さて本題
財布には在留許可を入れていたので、再発行が必要になりました。入れとかなければよかった~・・・。一応常に身分証明書を携帯していなければならず。ただ、提示を求められて家に取りに戻れる距離だったら持ってなくてもいいということになってるんですが、入れてました。もちろんクレジットカードとデビットカードも入っていたし…。ただ、現金はほとんど持ち歩かず、70ユーロくらいだったのでそんな痛手はないのですが。


落ち込むし反省するし、あーもー!!という気分ですが、私の失敗が誰かの役に立てばと思い、再発行手続きを書いておきます。MA35に電話して聞いたので正しいはずです。


1)必要書類
・再発行してくださいというレター
 (なくした日付と、念のため電話で手続き方法事前に確認しましたと書いておきました。)
・在留許可申請書(通常の申請書と同じものを使用。Zweckänderungsantragに☑)
・写真
・Meldezettelのコピー
・パスポートの写真のあるページのコピー
(紛失したり窃盗にあったりなどの証明書は不要とのことでした。)

2)提出
郵送か自分の地区のMA35のポストに入れる。

3)待つ


以上です。


提出から1か月近くが経過してませんが、まだ連絡がありません。
あまり期待してません…。気長に待つとします。

無料PCR検査を受けてきました。
そのレポです。(1月中旬)

受けるのは義務でも何でもないのですが、私が受けて陽性だったら日本でずっと一緒にいた家族も陽性の可能性が高く、逆ならみんな陰性の可能性が高い、という判断基準になるかなーと思ったからです。日本の田舎に住む家族は、症状なしでPCR検査を受けることは難しいので…。

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PCR検査の時間経過↑↑ こちらの図がとてもわかりやすいです。出典の論文がちゃんと載ってるので信頼できます。
(日本入国の際に行われている抗原検査がいかに感染者を取りこぼす可能性が高いことがよくわかります…。)


検査をとにかくさせたくない人たちはどういうつもりなんでしょうね…。検査しても治るわけじゃない、意味がないと言ってる人たちは、がん検診することでがんが治ると思って健診受けてるのかな…。謎です。日本でも気になったらすぐ検査できる体制(そして病院で治療できる体制)を整えてほしいです(コロナ発生から1年たっていう事じゃないですが…それはつまり1年たってもなーんもできてなかったということですね。イライラ)


さて、本題!!

ウェブページはこちら↓↓


カテゴリが色々細かく分かれていてわかりにくかったです。
症状あり・なし
濃厚接触あり・なし
旅から帰ってきたか。安全国か。国内か。

など。
私は 「安全国(日本)からの帰国。無症状。濃厚接触なし」(入国時点1月中旬で)
だったので、Ernst-Happel-Stadionうがいテスト(PCR)を受けてきました。
無料でした。

手順は以下の通りでした~

1) まずは下のサイトで事前登録

2) 時間の予約はしないので、登録完了後いつでもいいからErnst-Happel-Stadionへ行く。 
ちなみに検査の列はU2の駅出口の目の前だったのでU2で行く方が便利かも。

3) 窓口にならび登録時に送られてきたQRコードを提示。持ち物にパスポートやMeldezettelと書いてあったけど提示することなくQRコードをぴってして終わりでした。

4) プラスチックの試験管とバーコードの印刷してあるシールをもらい、次の窓口に並ぶ

5) 次の窓口でシールを渡し、ストローと液体の入った小さいなんだろ、容器?をもらう。検体採取方法の説明を受ける。

6) 指示通り、容器のふたをぱきっと折って、口の中に液体を入れる。塩水だったのかな。それで40秒ほどうがい。うがい後口のなかのすべての液体をストローで試験管に。もう一度窓口に戻って試験管を渡して終了。


鼻の奥に麺棒突っ込むのとも、日本でやったレモン見ながらひたすらつばをあつめるのとも(抗原検査)違ってました!!楽でした~。検査の所要時間は待ち時間も含めて15分くらい。すいてました~!


そして、窓口の人たちはみんなとてもフレンドリーで親切でした。接客業系、基本みんな無愛想だから、ちょっとにこっとされるだけで、「いい人」認定してしまう。我ながらちょろい


7) 結果は、SMSで照会のための番号と、照会できるサイトが送られてくるはずでしたが、前者が4日たっても来なかったので、電話しました。e-cardの番号と名前、検査日を知らせたら口頭でネガティブと教えてくれました。陰性証明が必要な場合はメールで申請してとのこと。


ちょっとひとあんしんです 



コロナ禍日本一時帰国 最終回です!


フランクフルト~ウィーンフライト
飛行機に乗っていたのは20名弱でした…。がらがら。
短いフライトだからなのか飲み物のサービスはなしでした。搭乗時にアルコールシートはもらえたのでそれで手や手すりなどをふきふき。

飛行機の窓からは日の出が見えてちょっと感動しました。
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あとは普段通りのフライトでした。


1/15以降、オーストリア入国前にネットで事前に情報を登録する必要があり、まだしていない人用に機内で用紙を配っていたので、忘れた!!って人も大丈夫そうでした!

そういえば、最後のフランクフルト~ウィーンのフライトはANA便ではなかったので、ネットで自分で座席選択ができず。おそらく、日本でチェックインしたときに、自動で席が割り当てられました。それで非常口の席になっていたらしく、搭乗前に呼び出されて、英語かドイツ語が話せるか、非常時脱出の手伝いができるかを確認されました。

同様に、日本から乗ってきた日本人グループも非常口席にされており、その人たちは英語もドイツ語も話せなかったので、席を変更されてました。みんなチェックインが早かったのでまとめて全員非常口席に置かれたのかな。言語が心配な人はチェックイン時に非常口はやめて~と日本で言っておくのが手っ取り早いなと思いました。

空港に着いたら
前から順番に飛行機をおり、出口へ歩く。

荷物受け取りカウンターエリア直前に軍人さんらしき格好をした人が3人いて、そこで事前登録した内容の用紙またはスマホ画面、合わせてパスポートと滞在許可を見せて終了。特になにも聞かれず、待ち時間もなくさーっと出てこれました。

あとは通常通り荷物を受け取って帰るだけ。


戻る前はなんか止められたりしたらやだな…書類に不備があったらやだな…とびくびくしていましたが、拍子抜けでした。逆に、いいのかなこんな緩くてと心配に。これじゃどんどんウィルス持ち込める~。




私が到着した時点では日本から来た人は隔離もテストも不要なので、そのまま帰宅。買い物なども行きました。(念のため受けた帰国者PCRは次の記事で~)


そういえば、パスポートのデザインが新しくなってました!!すごく素敵です!!2020年かららしいです。
無駄に桜ちりばめときゃいーって感じのデザインじゃなく(個人的に桜柄はそんなに好きじゃないというのもあり)、『冨嶽三十六景』。すごくいい。気に入ってます。

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以上、コロナ禍日本一時帰国レポでした~。



 おねがい 
この記事を読んで、少しでも役に立ったなと思ってくれた方がいたら、「在外投票」するための手続きと、選挙の際には「在外投票」をしてください。それがこのブログの唯一で最大の願いです。やり方は以下にまとめてみました。在留資格に比べたらとても簡単です。わからなければ個別でお答えしますのでコメントくださいませ。

在外選挙人証について
海外での投票のやり方


日本を一時的にでも永久にでも去ることになったとはいえ、家族や友達が暮らす、自分の故郷です。オーストリア含め多くのヨーロッパの状況と比べるとよくわかると思いますが、日本の人は政治への関心が低い(オーストリアの投票率は8割を超える。これでも下がり続けていて問題視されている。でも日本は半分以下です)。だから、自分達の暮らしを支えるはずの政治が、知らないところで自分たちを苦しめている。なぜなら文句を言う人が少ないから。私たちが払った税金正しく使われている?私たちが暮らす上での法律や制度ちゃんと暮らしやすいようなものになってる?

文句を言いませんか。自分の人生、家族の人生、それをささえる日本という国の将来に関心がある事を示すために投票行ってほしいです・・・。


そんな状況伝わればと思い色々記事書いています。よかったら感想などお寄せください。
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