Europe勝手に応援団ブログ

このブログはヨーロッパに暮らす日本人によるオムニバスブログです。ヨーロッパへの移住にあたって気になる手続き、現地の様子、お役立ち情報の他に、ヨーロッパにいるからこそ見える日本、ヨーロッパにいると見えない日本、そんな情報をお届けします。詳しくは「はじめまして」の記事をお読みください。http://europereiwa.livedoor.blog/archives/3744195.html

2020年02月

こんにちは〜!
れいわ勝手に応援団 in Europe! (&アジア・中東・米・北欧・NZ)より
お楽しみ企画をお送りします♪

みんなこの動画(5分くらい)、みて〜

<動画編集はNYでご活躍のWakakoさん:Twitter @koda_wakako>
<写真・ビデオの撮影は各国の応援団メンバー>

日本の外にも、日本をもっと良くしたい、困っている人を助けたい
と願う人がたくさんいます。
日本人に限らず、外国籍の人でも、日本のために戦ってくれている人がいます。
これは、私が海外に来て、私自身も活動を始めてから知ったことです。

日本の現状を知るために勉強会を開く人
脱原発や反戦争のために活動する人や
福島で国際ボランティアを行ってきた人
またその経験を海外にも発信し、福島への協力を呼びかける人
みんな熱くて愛に満ちたステキな人です。
そんな人々に出会えたこと、協力し合えることを嬉しく思っています。


私たち「れいわ勝手に応援団」は、
在外投票率の向上を目指し、各国でチラシ配り等を行なっています。

メンバーの年齢や職業は様々。
研究者(私)、アーティスト、女優、企業勤務のキャリアウーマン、主婦、大学院学生
私が把握しているだけでも色とりどり。



日本は今、とても辛い時期でしょう。
でも、応援している人はたくさんいますから、持ち堪えましょう。
余裕のある人は、私たちのように、一歩踏み出して活動してみてください。
いざ、やろう!と思ったら、協力してくれる人は必ず近くにいます。

この企画が一人でも多くの人の励みになりますように祈っています。 

こんにちは。フィンランドから、久しぶりに投稿いたします。

日本は最近ようやく冬らしい気候になったようですね。
フィンランドも私の住む南西部は格別に暖冬で、雪がほとんど降っていません。
寒さに適した木々や生き物が生き抜いてくれることを祈るばかりです


さて今回は 、最近話題の2020年アメリカ合衆国総選挙にちなみ、バーニー・サンダースと、フィンランドのサンナ・マリーン首相の発言に着目してみました。


サンダースは以前からいわゆる"北欧スタイル"の社会主義を提唱していて、以前に、「フィンランドには世界で最も優れた経済的、社会的モデルの1つがある」「フィンランドは市民に質の高い医療と教育を提供しながら、実質的に貧困をなくす平等主義の原則の下で動いている」というようなことを述べたことがあります。

そんなサンダースの発言や思想、アメリカの最近の政治の動向に対してかどうかは不明ですが、サンナ・マリーン首相は先月スイスで開かれた世界経済フォーラムにて「アメリカンドリームは北欧諸国で最も実現されうる。北欧ではすべての子どもがバックグランドや家柄に関わらず何にでもなることができる。それを可能にする良い教育制度が我々にはある。(I feel that the American Dream can be achieved best in the Nordic countries, where every child no matter their background or the background of their families can become anything, because we have a very good education system)とコメントしています。

確かにアメリカン・ドリームというのが、「誰でも個人の夢を叶える機会が平等に与えられる社会」ということを指すのならば、教育や医療にあまりコストがかからない北欧諸国では、そのドリームは既に実現されているように思われます。

現に、マリーン首相も労働者階級の家庭である種の不遇も経験して育ち、家族で初めて大学に進学し、政治家になり、首相になっているのですから、家庭の経済力が子どもの大学進学に大きく影響する日本の近年の現状とは大違いです。つくづく、一時も早く、日本の教育制度が変われば良いなと思います。

一方(本筋とはややずれるようですが)、マリーン首相のコメントを聞いて、私はそもそものアメリカン・ドリームという概念に何かしら違和感を感じてしまいました。

「自己実現するための機会の平等さ」は本来「あるべき」あるいは「達成すべき」当然の姿であって、それをドリームと捉えることに、近代以降、現代社会の不自然さ、私たち人間の一筋縄ではいかぬ複雑さが表れているような気がするのです。

なぜ、平等という端的な理想が「夢」として語られるのか。それは、先住民を追いやって開拓を進めて発展し、その後人種のるつぼとなったアメリカの歴史、あるいはいつの時代も権力や富を巡って人々が争ってきた人類の歴史と密接に関係するはずですが、それだけではなく、一人一人の人間の性格、能力、環境の細部を見つめればどこまでも平等ではなく、むしろそうした違いに個人の尊厳があるような、人間の存在の構造に関係するのかもしれません。

そうしたことを考えるにつけ、平等ということを本当に追及するのなら、矛盾しているようですが、平等というもはや出来合いの概念をいったん置いておいて、個人の違い、尊厳に光を当てる別の見方を探ることが必要なのではないでしょうか。

また、アメリカン・ドリームという概念はもとは「誰でも個人の夢を叶える機会が平等に与えられる社会」という意味であっても、実際の歴史において、とうにそんな謙虚な理想から逸脱して、「スターになって大金持ちになる」とか「事業に成功してプール付きの家に住む」というような、ある種の物質主義や楽観主義、享楽追求などに(一部は)行き着いてしまいました。


さらに、ここ2030年のアメリカといえば格差が広がるばかりで、1979年生まれの私でさえ、アメリカン・ドリームといえばひと昔前の「古き良きアメリカ」時代のこととして把握しています。いわばんアメリカン・ドリームのなれの果て、行きついた先が現在のアメリカなのです。

現代を生きる20代、10代の人は「アメリカでなら誰でも夢を叶える機会が与えられる」という概念、イメージを抱いてさえいないことでしょう。


そのためにこのアメリカン・ドリームという言葉しいては概念は、サンダースやマリン首相が提唱している民主的社会主義とはもはや相容れず、聞く人に違和感を感じさせます。

フィンランドの若き首相の口から「アメリカン・ドリーム」という言葉が出たのはとても意外なことでした。その言葉がもはや幻想や夢想のような響きを放つ時代において、あえてその言葉を使い、その言葉にもともと込められていた「誰でも個人の夢を叶える機会が平等に与えられる社会」という理念に光を当てたいのであれば、平等についてさらに再考し、進化した概念と言葉を私たちが持つことが必要な気がしてなりません。



世界情勢について、よろしければこちらもご覧ください(^^)
イギリスのEU離脱とこれからの世界情勢
イラン情勢

前回の記事のつづきです。

海外で暮らしてて差別されたと感じたことがあるか。個人的な経験を書いてみることにしました

関連して、こんな記事もあります
 愛国心…?
 ドイツで外国人として暮らすこと

実際のところ、些細ではあるけど最近よく差別的なことに遭遇してます コロナが広まってからは、こちらのカルチャーショック記事にあるように日本にいるので、まだ経験はしてません

例えば最近増えてきてたのが、ウィーンの街を一人で歩いてると10代の若者グループが私に向かって後ろから
 "シェンションしゃんション"
などと中国語をバカにする感じで私に遠くから声をかけてゲラゲラ笑うという事。若者の間で流行ってるんですか?ってくらいよく遭遇する…

ヨーロッパの人からしたら中国語はそう聞こえるかもしれないから、別に事実であって差別ではない!と言い訳されるかもしれない。
いや、遠くからゲラゲラ笑ってる時点で存在自体をバカにして、相手に不快感を与えてて明らかに差別でしょう?

不思議なことに、それが悪意かそうでないかってわかるのよ。人間同士なんだから。

タンザニアにいる間、道を歩いてるとよく
"ニーホー、シェーシェー、シャンシャン!!"
などと声をかけられる。不思議だけどこれにはほとんど不快感を抱かない。なぜなら彼らが外国人大好きで、すきさえあれば仲良くなりたいという好意であることがわかるから。しかもタンザニア社会では仲のいい知り合いを増やす事が社会保障みたいな役割を果たしてるのでとっても重要な事だから。

(道歩くとずっと誰かに話しかけられ続けるので、そっとしといてほしい時に話しかけられると、もー、わかったからちょっとほっといて!今は無理!とイラッとする事はありますが。そしてナンパなどの不快な声掛けはタンザニアだろうが嫌なもんは嫌です )

しかも、シャンシャン騒いだウィーンの若者は私がそれを言われる事によってどれだけ嫌な思いをするか全く想像できない。差別的な行為をしてる事がわからないのだ。まぁ相手の気持ちなんてわかりようがないし、そんな傷つけるつもりなかったのに勝手に傷つかれた!と思うかもしれない

差別のやな所は一瞬、あれ?私が悪かった?と自分に責任があるのではないかと思ってしまう事(そして私の場合は一瞬でも自分が悪いと思ってしまった自分に対してさらに腹が立つこと

でも、そんな人に対しておもうのが、あなたの想像力の欠如のツケを他の人に払わせるな、かっこ悪い ! という事。

人がどう感じてるかなんてわかりっこないから、だから私たちは想像力をはたらかせないといけない。相手が勝手に傷ついたんじゃない。あなたが無意識に無邪気に人を傷つけてるんだ… 

なんて、通りすがりの若者にそんな説教、しかもドイツ語でできるはずもなく… ムシして去るしかないという。
悔しいですね。差別はこの行き場のない悔しさが残るのも嫌な所です…

一部からはコロナウィルス第二の震源地なんて言われて…ウィーン戻れないんじゃないかとドキドキしてますが… 手洗いうがい、気を付けて健康第一で残りの日本を過ごします

コロナウィルスが拡大してます…。


逆カルチャーショックはまだまだあるのですが、いったん中断して毎日毎日朝から晩までずーっとテレビでやってるコロナウィルス関連で感じたことを…


(ちなみにこのブログについては「はじめまして」の記事で意気込み書いてます


今回のコロナ、日本の場合政府の対応のまずさによる人災なのではないかというレベルの、全てにおいて後手後手感のダメダメ感が漂っていますね… (コロナ関連記事はこちら


これで話題に上がりはじめたのが海外でのアジア人差別

差別というのは多分多くの人の心の中に多かれ少なかれあると私は思ってて、(私も自分が嫌になるけど気が付いたら差別的なものの見方をしてしまっていたなんてこともある… だから、みんな差別的な視点を持ってしまうのは仕方ないんだ!大丈夫だ!と自分に言い聞かせたいだけかもしれません)でも、それをみんな表にはださないというのがあるべき姿。


表に出して何が悪いという人が一定数いる事は問題で、さらに今回のコロナのように、何かの驚異なりストレスなりを感じて普段ださないようにしてる人も表に出したしまうということが起こります


今回のコロナに関して欧州で起こり始めたアジア人差別についての記事が興味深かったので紹介します。今私が根拠もなくなんとなく思ってることをだらだらと書いた内容をもっとわかりやすく丁寧に書いてくれてます!

私と同じくウィーンの住んでる中川まろみさんという男性です。お知り合いにはなれてませんが勝手にフォローして記事を読ませてもらってます。

新型肺炎で、欧州にいる日本人が「感染より恐れていること」(2020/2/10) 


なのでこれに関連して、ウィーンで暮らしてて、普段アジア人差別を受けたと感じる事があるかを振り返って考えてみました。


そもそも!差別の何がだめって、自分じゃどうにもできないこと。自分が何かおかしなことをしたわけでも、失礼な行動をしたわけでも、何かに失敗したわけでもなんでもないこと。
ただただそこにいるという存在自体を非難されること。だから批判や批評とは違う。批判批評は私の考えや行動に対する反応で、だからその批判が正しいと思えばその行いや考えを変えていけばいいし、違うとなれば反論するなりできる。 でも何もしてないただの存在自体を非難されたら、ほんと、もうどうしようもない理不尽以外の何ものでもない


そんなのほっとけー、いちいち目くじら立てるなーという人がいるかもしれないけど、いやいや、どうして被害者のこっち側が自己暗示にかけてがんばって気にしないようにしなきゃいけないんだそりゃ被害にあったら自己防衛のためにするけど、おかしいのは差別する側でしょ…。


というグチですでに長文になってしまったので、後半は次回 笑



差別に関連して
  アメリカの「黒人」差別がなくならない社会構造についてのNetflixムービーおすすめ記事です

  これはコロナ給付金についての相談をしたウィーンの掲示板で起こった誹謗中傷について…

日本に一時帰国しております。たまに日本に帰ると色々思う事があって…
逆カルチャーショックシリーズ第3弾です。


第3弾は、電車の中吊り広告が辛い
件について…


カルチャーショックシリーズの記事はこちら
第1弾 過剰包装
第3弾 電車の中吊り広告が辛い ←今回ここ
第5弾 色んな薄いもの  
第7弾 標語の過大評価

脱毛したり、と思ったら増毛したり、美肌めざしたり、減量したり…あなたの見た目、今のままじゃだめだよと言われてる感がほんとに辛い個人的に本気で落ち込むわけでは全然ないけど、そうやって脅迫されるのが当たり前の環境?見てて辛いです

IMG_20200127_115802




語学学校行けーとか、専門学校行けー!とかエナジードリンクのんで働けー!とかお金借りろー!とか。今のままじゃ君だめだよ感もつらい

私はオーストリアに行ってから、見た目とか自分の立場とかをいい意味で気にしなくなりましたみんな自由な格好してるし、色んな事してるわりにお互いそれで相手を判断したりしないからですかね。そういえばシワがー!シミがー!なんて話もきかないなぁ

日本にいる間は、なんとなくタイトなスカートにジャケット羽織って、高めのカバン持ってハイヒール履いてをしないといけない気がして…それができる女だ女子力高いんだと思い込まされて色々買ったけど…仕事やめて海外いる時間が増えてから全部捨てました。ウソ。自分へのごほうびで買ったお気に入りのカバンはまだ持ってる いいものはやっぱり長持ちします


昔サラリーマンをしてた時、仕事が辛すぎてヒールが嫌すぎて
自分を励ます為にラメ金のスニーカー買って通勤で履いてました。そしたらみんなに何それ、何でそれ買おうと思ったんとネタにされ笑われ、パワハラ先輩にはお前それはないやろと怒られました。…

お客さんと会うときはヒール履いてたし、すっごく歩きやすくて楽だったから、別にいいじゃんと続けてたけど、あまりに周りがうるさくて、いちいちこのやりとりがめんどくさくなったのでやめました


リクルートスーツ買うのはスーツ会社が儲かる為に仕組まれた事だし、流行りの服を毎年買い換えるのは染色剤産業に仕組まれた事だし、未だに印鑑押すのは印鑑産業の存続のため…なんか金儲けにいいように操られてるのに…私流行に敏感!礼儀がわかってる!と偉そうにしてて恥ずかしくないのかなと思っちゃうのです。根っからのひねくれ者は、私は騙されない!とぐちぐち言ってます

まぁ、要は、色々めんどくさいだけなんですけどね

化粧はマナーとか、ヒールが基本とか言われてる日本の女性のみなさん…この男尊女卑の社会構造全体をどうにかしないと暮らしは全然楽になりませんよね・・・。


その為にはまず選挙。
海外暮らしでも日本の女子を応援しましょ。在外投票の仕方の記事書きました。参考になれば。

海外暮らしでも投票する その① その② その③


他の国の文化、事情いろいろ知るとこれまで見えてこなかった日本の姿が見えてきます
オムニバスで5か国から記事を書いてます
よかったら読んでコメントなどいただけると嬉しいです

イギリス こちら
フィンランド こちら
ドイツ こちら
フランス こちら
オーストリア こちら
ヨーロッパ全般 こちら

日本に一時帰国しております
たまに日本に帰ると色々思う事があって。せっかくなので書いてみます!他の人はどうなんだろう?


第2弾は細かい事だけど…
レジで挨拶しないお客様方についてです…


カルチャーショックシリーズの記事はこちら
第1弾 過剰包装
第2弾 挨拶しないお客様 ←今回ここ
第5弾 色んな薄いもの  
第7弾 標語の過大評価



オーストリアはレジでの挨拶は当たり前です。他の国も結構そうなんじゃないのかな詳しくわからないけど。

Grüß got! こんにちは
Danke! ありがとう
Aufwiedersehen さようなら

この3つはレジやレストランなど、お客さん側も絶対に言います。言わない人すごくやな感じですそこに週末だったらよい週末をーとかクリスマス近かったらよいクリスマスをーとか良いお年をーとかの挨拶をします。

私がウィーンに行ってすぐのころは、下手なドイツ語を話すのが恥ずかしいのと、あとやっぱり習慣でありがとうは言うけどこんにちははいってなくて、夫に注意されました

「日本はどうかわからないけど、ここでは挨拶しないのは失礼だよ。それで店員もすごい不機嫌になったりするからちゃんと言ったほうがいいよ。」
と。



こっちの店員さんとかウェイターさんとか普通に嫌なことあったら不機嫌になるし、嫌なことは嫌だというし、多分個人的にやな事あって気分悪いんだろうなぁという人は気分悪そうにしてます。(笑)

最初はこらこら、と思ったけど店員さんも人間だし、こっちもたいしたチップも払わないんだしまぁいいやと思うように



むしろお互い気持ちよくその時間を過ごすようにするにはどうしたらいいかなと考えるようになりました。いいサービスしてもらえるようにちゃんと挨拶しよう!とか、にこにこして気分よく過ごせるようにこっちからにこにこしようとか



日本は店員さんのいらっしゃいませーはほぼ無視されてますよねさすがにありがとうは聞くけど。でもいつもじゃない。偉そうにしてる客に後ろからイライラしますありがとうくらい言えないのかー!!その口はなんの為についとんじゃー!!とは言えないですが… 相変わらずのチキンです



お金を払う方、もらう方という関係じゃなくて、そこに生きる人間どうし、気持ちよく過ごせる行動を心がけるといいんじゃないかなぁと、「彼氏と昨日喧嘩でもしたん?」と言いたくなるようなウィーンの無愛想なウェイトレスさんを見ては考える日々です



海外で暮らしていていろいろ思うこと・・・・
こちらでいろいろ記事書いてますのでよかったら読んでみてください

カルチャーショック③ 中吊り広告が辛い  につづく…

こんばんは、イギリスからリリーです ;)

きっと皆さんもご存知の通り、先週の金曜日限りで
イギリスはもうEUの一部ではなくなってしまいました。
これまた絶妙なタイミングに同僚とパブで飲んでいた私(笑)ですが、
「今夜ってブレクジット・イヴじゃね?」みたいな話で盛り上がりました。

離脱の夜11時(時差があるから多くのEU諸国では夜12時) には、祝いの花火の音・・・
(ヨーロッパじゃ冬にもよく花火あがりますw)

私の住む街では、多くの人が悲しみや不安と共にこの時を迎えましたが
やはり、過半数の支持で実現に至ったBrexitの瞬間。
金曜の夜だったこともあり、随分な祝福ムードだったようです。


 ・・・お行儀がよろしいですねぇ :/



世界がナショナリズムへと向かう今日この頃。
根っからの理系で、社会科の知識なんて中学生で止まってしまっている私でさえ、
歴史を知ることの大切さを痛感させられています。

EU離脱とその背景について、あっちゃん(中田敦彦)が面白く解説してくれています。
【世界史】EUとイギリス離脱〜前編〜日本の未来にも関わる人類の大問題
【世界史】イギリス、EU離脱延期法案を可決〜後編〜人類の歴史は繰り返されるのか!?
時間がない人は、後編のラスト5分だけでもいいので、観てください。
*最近、消費税問題についても熱く語ってくれたあっちゃん。応援してます!




さて、これからイギリスやヨーロッパ、世界はどうなるでしょうか?
離脱が実現したところで、まだ考えなきゃいけない問題は山積みで、
イギリス・EU諸国間の貿易協定についてはまだ喧嘩してるし
学術研究の世界では、若手研究者の育成プロジェクトや研究に関する法規制も
まだ何も具体的なことが分かりません。→学術関係者の皆さん、ご参考まで

これは、私が大学に勤める研究者なので大問題なのですが、
きっとどの人もそれぞれの不安を抱えていることでしょう。

それだけでなく、大問題なのは、
イングランド以外の地域で、離脱に反発の声が挙がっているという点です。
まず、下の図を見ていただくと分かりやすいです。
garrentsenfig1
青:過半数がEU離脱を支持
黄:過半数がEU離脱に反対
2016年の国民投票の結果をBBCが分析した結果です。

ご覧の通り、離脱をしたがっているのは、ほぼイングランドの田舎
スコットランドに関しては、もう真っ黄色。離脱に大反対だったのです。
今、スコットランドではイギリス(つまりユナイテッドキングダム)から
独立したいという声が強まっています。

イギリスから独立して、EUに戻りたい・・・
こんな動画が今、拡散されています。→Europe, let's continue our love affair
 
ボリス・ジョンソン首相は、スコットランドの独立に反対。
この問題についても、まだまだ揉めるでしょう。
独立を賭けた戦いって、いつの時代も穏やかではない。
アイルランドが独立する時だって戦争になりましたよね・・・

さて、これからどうなるのでしょう?
ジョンソン首相にユナイテッドキングダム(イギリス)を束ねられるのか?
イギリスというGDP世界5位の大国がこんな風に不安定になってしまって
世界にはどのような影響が与えられるのか?



・・・最近、不安を煽るようなことばっかり書いてしまっていますね :(
でも、重く受け止め過ぎないでください。
仲間は沢山いるから、そういう人達と繋がって、
楽しく意見を交換して、できることを少しだけ、やっていきましょう。


********************
↓↓ 政治についてもっと詳しく ↓↓
イギリス、今世紀最重要な選挙を経て
イギリスの民主主義事情
「消費税の高い北欧に学べ」!?...その前にお金の使い道を見てほしい

↓↓ 政治と私たちの関係って・・・? ↓↓
海外で暮らす準備:日本人が苦労する政治の話
サトコとナダ

 

日本に一時帰国中です

日本にいる間にしたい事リストを作りましたが、しなければいけないリストに押されなかなか実現が難しい…(日本に一時帰国して気づいたこと 逆カルチャーショックについてはこちらの記事で。)

でもその内のひとつ、デモに参加してきました

普段ぐだぐだ文句言ってる割には初参加です

(日々暮らしや政治について色々わかりやすく記事を書こうと頑張ってます。関連記事はこちら

今日はそのデモ初参加レポでも!参加してから日数だいぶたってしまってますが。それはただの怠惰です…

今回参加したのは安倍政権への反対を表明するデモ
#OccupyShinjuku0112
#OccupyBandai0112
#OccupySakae0112
#OccupyKokura0112
#OccupyKumano0112
など日本の複数都市で同時開催だったようです。

参加人数が1番多かったのが新宿で3000人、栄は150人だったそう。少ないと見るか日本にしては多いと見るか…難しいところですね…。

IMG_20200112_141404


まずどうやって参加するのか。

事前登録とか準備するものなどあるのと思いますが、なんもいりませんツイッターなどで開催場所と時間、デモルートをチェック!集合時間などもありますが、デモの途中で飛び入りも大丈夫のようでした。持ち物も特に必要ありません。手ぶらでおっけーでした。プラカードやポスター作りたい人は自分で作ってもいいし、これまたツイッターでポスター検索するとコンビニプリントできるデータを公開してる人がいるのでそれを拝借でもおっけー!コンビニに行ってプリンターでその番号を入れたらプリントアウトできるという優れものらしいのですが、技術革新についていく事ができず…次回トライしたい


当日私は開始時間に10分ほど遅れてしまい、デモの途中で列に入らせてもらいました。どきどきしましたが、個人で参加してる人もたくさんいたので手ぶらでぱっと入って歩いて終わりです今回実際歩いたのは30分くらいでした。買い物の合間にぱっと入って疲れたら抜けてとかいくらでも参加の仕方はあるなぁと思いました。あとは太鼓とか拡声器とか小物持ってたら楽しかっただろうなぁと 



感想ですが、
集団で練り歩くのでとにかく目を引く!写真とってる人もいたし、何のデモ?と話す人もいました。

「こういう方法(デモ)はよくないと思う。」
と言う彼氏に
「でも最近自衛隊を中東に送るって言ってて問題になってる」
と答える彼女がいて、その後どんな会話が続いたかは聞こえなかったけど、なんかいいなと思いました。(関連記事:愛国心ってなんだろう


だからデモって怒りを権力者に伝える力の他に、市民に考えるきっかけを提供するものなんだなと思いました。人がたくさん集まって練り歩いてたら良かれ悪かれ目を引きますもんね

なのでもしかしたらプラカードも怒りをあらわにするだけではなく、
問題点をわかりやすく問いかけるものにするとか、
話題を提供するものだったりするといいのかなとか思いました。


変な人たちが過激な行動を取ってる!と思われないように、普通のでもちゃんとした格好するのがいいなぁとかその日は久しぶりにちゃんと化粧してたので、よかった…  

このページのトップヘ