Europe勝手に応援団ブログ

このブログはヨーロッパに暮らす日本人によるオムニバスブログです。ヨーロッパへの移住にあたって気になる手続き、現地の様子、お役立ち情報の他に、ヨーロッパにいるからこそ見える日本、ヨーロッパにいると見えない日本、そんな情報をお届けします。詳しくは「はじめまして」の記事をお読みください。http://europereiwa.livedoor.blog/archives/3744195.html

日本で学問の自由や言論の自由など、人間としての基本的権利が脅かされているニュースが入っており、心が沈む一方ですが…


に対して、別に問題ない、税金使ってるんだから口出すなはおかしい、中国の諜報機関だ!などデマも含めて色々な意見がありますが…。


問題はある。非常に深刻な問題です。だから全国で100を超える学会が抗議文を発表している。

それは学者が自分の職がなくなるから騒いでいるということではないです。(学者は自分の好きなこと調べて、偉そうに語ってるだけ~なんてイメージがある人いますが(実際そういう人がいないとは言いきれない。どの世界も色んな人間がいますからね~)でも自分の研究で社会をよくしたい、誰かの役に立ちたいという使命感をもってやってる人がほとんどじゃないかしら。)


今を生きる、これからを生きていく日本で暮らすすべての人が、今後自由に意見を言い、学び、安全で豊かな生活を送り続けること、それを脅かす行為であるから。一線を明らかに超えたから。そんなこと~大袈裟~と思う人もいるかもしれませんが、全然大袈裟じゃない…。


私は子どももいないし、正直こんな狂った世界に子どもを産み落とすのが申し訳ないし怖くて仕方がないから産む予定はないけど、でも今生きている子どもたちが、10年先20年先も、やりたいことをやり、言いたいことを言い、行きたい場所に行き、会いたい人に会い、生きたいように生きることのできる日本であってほしいと思う…。


だからパンケーキおじさんとか言って適当に彼を許していてはいけないと思う。
今を生きる大人の責任だと思う。
(ていうか彼はパンケーキおじさんと呼ばれて嬉しいのかな…。わたしがパンケーキおばさんと呼ばれたら、馬鹿にしてんのか、パンケーキ好き以外にもっと私いろいろあるわ!!!って思うけどな。笑)




ということで、

やっと本題。  笑


【ウィーンで本を借りる】


私用で本がいくつか必要になり、それぞれ利用したので使い方を残しておくことにします。
参考になれば。


図書館にあるのはほとんどドイツ語の本ですが、英語の本やDVD、子ども向けの本もありますし、ドイツ語を勉強する方は、ドイツ語学習本や試験対策本などが結構たくさんあるので利用されると便利かと思います!!


ウィーンで本を借りようと思ったら大きく分けて3つの施設・団体?があります。
これらを利用する場合、個別に登録等必要になります。

1)ウィーン市立図書館
2)ウィーン大学
3)国立図書館


まず、今回は
1)ウィーン市立図書館  からです。
  Webpage はこちら

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ここの利用が一番簡単! 

① 市内にたくさん市立図書館があるので、GoogleMapsあたりで近くの図書館を検索。または一番大きな図書館はBurggasseにあるのでそちらへ出向きます。

② カウンターに行って利用者登録をしたい。と伝えます。

③ 氏名・住所などの個人情報を口頭で伝え、身分証明書を提出。

④ 登録料を支払います。大人年間31ユーロです。(去年は30ユーロだったので値上げしてますね…)子どもや学生は9ユーロです。さすが、緩やかなインフレ国家。

⑤ その場でカードがもらえるので、その瞬間から本の貸し出しができます。
  

本は日本の公立図書館と一緒で、普通に本棚に本が並んでいるので眺めてほしい本を借りるだけです。もちろんパソコン画面で本の場所の検索もできます。

あとは、貸し出しは機械があるのでカードをピッっとして本をさっとかざして終了です!


期限までに返却しないと少額ですが延滞料金(0.3ユーロ/日)が発生するので要注意。一応期限が近づくと登録したメールアドレスに知らせが届きます。貸し出し延長したい場合は家にいながらネット上でできるので便利です


移民だって税金ちゃんと納めている。だから、よく生きる権利のひとつとして、こういうサービスどんどん利用していきましょう

先日無事3年目の許可証更新がおわりましたー記事を書きました。


が、ちょっと問題があり…。自分の確認不足で結構落ち込んだので…
同じ失敗しないように書いておきます。
ベテランの方にはそんなん当たり前じゃん…。と突っ込まれる可能性大デスが…。
恥をしのんで書かせていただきます

過去の経験こちらの記事で書いてます!
1年目の取得はこちら
2年目の取得はこちら
3年目の取得はこちら
それぞれのかかった時間こちら

何が問題かというと…パスポートの期限…。
書類を提出する前にふと頭をよぎったんです…。パスポートの期限があと1年しかないからもしかしたらパスポートの期限までしか在留許可もらえないんじゃないか…。と。(今回は家族ビザ3回目で3年分もらえる予定でした)。


ちょっと調べたのですがうまく検索できなくて、まぁそんなわけないよね。と勝手に納得して出してしまったんですよ…。そしたら、案の定。

在留許可の期限はパスポートの期限より長くもらえません!

ああ・・・悔しい…。ああ・・・悔しい。自分のだめさ加減にほんと、
ほかにも色んなことが重なってストレスが溜まっていたので泣きました。
メンタル弱っている。


ちなみに、パスポートは原則、期限が切れる1年前から更新できることになっているようです。が、留学生ビザを取る方が、どうしても2年近くまえに更新しないとけいない、ということで、相談したら、その必要性を説明する文書を提出したらできた。という話も聞き。1年以上残ってるーという人も大使館とかにダメもとで聞いてみるといいと思います。


それか、もと暮らしていた地方自治体の担当者?にメールで連絡するのもありかと。在外投票について聞きたくて、地元の連絡先探して送ったら、2日後くらいに本当に本当に丁寧にお返事くれて。日本の公務員、行政、素晴らしいなと感動しました。(オーストリアがほんと、ストレスフルすぎるのでありがたみを再実感。前回の記事オーストリア在留許可取得までにかかった時間(コロナ禍含む)参照)


ということで、皆様更新の際は、パスポート期限ご注意ください



 おねがい 
この記事を読んで、少しでも役に立ったなと思ってくれた方がいたら、在留資格の取得とあわせて、「在外投票」するための手続きと、選挙の際には「在外投票」をしてください。それがこのブログの唯一で最大の願いです。やり方は以下にまとめてみました。在留資格に比べたらとても簡単です。わからなければ個別でお答えします。


在外選挙人証について
海外での投票のやり方


日本を一時的にでも永久にでも去ることになったとはいえ、家族や友達が暮らす、自分の故郷です。オーストリア含め多くのヨーロッパの状況と比べるとよくわかると思いますが、日本は政治への関心が低い。だから、自分達の暮らしを支えるはずの政治が、知らないところで自分たちを苦しめている。なぜなら文句を言う人が少ないから。私たちが払った税金正しく使われている?私たちが暮らす上での法律や制度ちゃんと暮らしやすいようなものになってる?

文句を言いましょう。自分の人生、家族の人生、それをささえる日本という国の将来に関心がある事を示すために投票行きましょう・・・。


そんな状況伝わればと思い色々記事書いています。よかったら感想などお寄せください。

医療経済



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申請しているとき、実際どれくらい時間がかかるのか不安になった経験があるので誰かの役に立てばと思い、備忘録もかねて書いてみます。


それぞれの詳細はこちらの記事で書いてます!
1年目の取得はこちら
2年目の取得はこちら
3年目の取得はこちら



個人差はだいぶあるみたいなので、あくまで私の場合です。


これ読んで具体的にどうこうとかではないと思いますが、なんとなく6ヵ月かかるのか1か月でもらえた人がいたのか知れるだけでも、安心してたと思うのです。心配性の私は結局何を読んでも心配する気がするのは否定できないですが…



<1年目 (合計2か月)>

書類提出  6月中旬
承認通知  8月中旬
受け取り  8月下旬
(ただし、8月中旬から個人的な理由でしばらくオーストリアに行けなかったので、受け取ったのは12月。それでも期間は翌年8月中旬まででした。代理の受け取りは不可。本人が、書類をもって、ウィーンのMA35に来ないといけませんでした…)


<2年目 (合計1.5か月)>

書類提出  5月中旬
承認通知  6月末
受け取り  8月中旬 
(期限が切れるのが土曜日だったのでその次の月曜日に受け取り、期間もその月曜日から1年間でした)


<3年目 (コロナ禍 合計3.5ヵ月)>
書類提出  5月末
承認通知  7月末
受け取り  9月中旬(郵送)


在留許可を受け取ることができたのは、前の在留許可の期限が切れてから【1か月後】でした…。

期限になっても届かないので、電話をしたり、メールをしたりしましたが、いつも通り、誰も出ないし誰も返事しない…。数日数回かけ続けたら電話がつながったのが【期限切れから10日後】


「新しい滞在許可は、前回の滞在許可が切れてから発送されることになっています。ちなみにあなたの許可証は既に切れてるようですが、こちらもいろいろ忙しくてまだ発送してません。次の月曜日(電話した日から5日後)には発送するので来週金曜日【期限が切れから19日後】には受領できると思います。」

もちろんごめんの一言はありません。謝らない国オーストリア…
他者に対して寛容であることはすてきだと思うけど、ひとこと、ごめんね、って言ってくれたらいいのに…。と無駄に謝罪の多い国、日本からやってきた私は思ってしまうのです。


そして百歩譲って忙しかったのか忘れてたのかわからないけど、切れてから10日経っても送ってないのはまぁ過ぎたことだから許そう。 ・・・だとしても今日か、せめて明日、すぐ発送するわ!!ってならないかね…。この間国外へ行く予定がある人とかいたらどうするんだね。


そして・・・もちろん次の月曜日に発送されるわけもなく、予定の金曜日になっても来ないのでひたすら待って1週間後【期限切れから26日後】にまた電話したら奇跡的に2度目の電話でつながり、「昨日送ったから来週届く」だそうです…

おいおい・・・・ で結局受け取れたのが【期限切れから1か月後】

はぁ・・・


とぐちぐち言ってますが、電話相手の話が私には早口すぎて、しかも電話口だしよく聞き取れず、夫が話をしてくれたので私は後から聞いてもやもやしてただけですが、夫はすっごくもやもやしてるようでした。相手の忙しさもわかるので文句も言えず、行き場のないもやもやにしばし二人でもやもやな午後をすごしました。


移民局は慢性的な人手不足、予算不足
と聞きます。そりゃそうですよね、移民のために税金をもっと使おう!といって支持されることは難しい世の中なので…。残念ながらオーストリア政府に不満があっても投票は市民権獲得しない限りできません…。税金もちゃーんと払って、在留許可のお金もちゃーんと毎年払ってたのに、悔しい限りです。選挙権の重要さをひしひしと感じています。(関連記事:東京都知事選 在外邦人は地方選挙に参加できるか



日本国籍を捨てない限り日本の国政選挙には参加できます。
意外と簡単です。一度申請してしまえば世界中どこでも投票できるすてきなカードを獲得できます。移住された際にはその申請も合わせてされるのをおすすめします。在留許可に比べたらほんと簡単です。何より無料!すばらしい。


やり方や経験談など、以下ご参照くださいませ。質問等あればできる範囲でですが、喜んで回答させていただきます!

前回の記事の続きです!
JAP_ILGA_World_map_sexual_orientation_laws_dec2019_update


同性婚に関して、
単純に異性婚がOKなんだから同性婚も同様に人間の権利として認められるべきだと漠然と考えてはいました。でも個人的に「結婚」という制度に関して特に意味を感じていなかったというのもあって、深く考えたことがなかったんです。結婚が認められないことによる具体的な弊害についてを。

(オーストリアの結婚についての記事こちら「家族の形・夫婦の形:オーストリアと日本を比べてみる」)


実際自分が一緒に人生を歩んでいきたいと考えるパートナーに出会い、たまたま外国籍の相手であったため結婚しないと在留許可が降りないことをしりました。そしたら一緒に生活もできないので、籍を入れることにしました。でもいつまでも独りよがりな私はこの時も気づいていなかった気づいたのは結婚してから1年ほどたったとき。


それはウィーンの空港にいつものようにひとりで降り立ち、夫が私を迎えに来てくれた時。おそらく同じ便でやってきたであろう日本人らしき男性を欧州系の男性パートナーが同じように迎えに来ていました。その光景を見てようやく、あっと気づきました。


国籍が違う人とは、結婚しないと一緒にいることさえできない。
衝撃だった! ほんと、それまで気づかなかった自分にも衝撃でしたが。
衝撃とともに反省でした。パートナーシップじゃだめなんですね。内縁関係とかみとめられないんですね。「婚姻状態」が求められるんです…。



日本国籍保有者同士の場合、たとえば相手に何かあったときの緊急連絡先になれないなどの不利益があることは知っていましたが、

国籍が違う人同士の場合、合法的に一緒に暮らすことさえできないという、圧倒的な不利益が生じるんですね…。


学生ビザとか就労ビザを取ればいい!と言われるかもしれないけど、学生ビザは一生もらえるものではないし、就労ビザは今のご時世大変です。というか、学生ビザも就労ビザもそれぞれ学びと就労のために得るビザなので、厳密には目的と内容が合致してない。


というWebpageわかりやすく同性婚への取組等まとめてあり参考になりました。

結婚なんていう人間としての当たり前の権利が、当たり前に保障される社会づくり、していかないといけないですよね。

パートナーシップ制度を実施することになったー!!
という喜びのツイートが流れてきています!
まだまだ十分とはいえないけど、嬉しい一歩ですよね



世界で同性婚がどのように認められているのか。
2019年時点では以下のようになっているようです。
この地図わかりやすい。青が強く保障されていて赤が強く排除されている国です。

JAP_ILGA_World_map_sexual_orientation_laws_dec2019_update
元画像はこちら

この地図面白くないですか?

ヨーロッパはなんとなく認めている国が多いイメージがもともとあったから納得だけど、中南米で憲法レベルで保障してる国があるし、そんな中でジャマイカはまっかで… 

南アはアフリカ大陸とはいえ、もともと他のサブサハラとは一緒には考えられないのでなんとなく青なのはわかりますが、アンゴラも青なのはすごいなと。どういう経緯でそうなったのかなあといろいろ興味がわきました。

日本は薄い水色なので、まだまだ頑張らないといけないですね。

エレン・ペイジのドキュメンタリードラマ「Sexcation」を思い出しました。次の記事で書こうかな


Netflix シリーズの SEX EDUCATION も超おすすめです 
以前おすすめ記事を書きました。ネタバレせずにざっくり感想と予告編が貼ってあります。


日本での同性婚
共産党や立憲民主党などは理解を示していますが、現在の政権与党はLGBTQの存在を毛嫌いして、同性婚も拒否してますよね… 個人的に拒否する人に理由を色々聞いたことがあったけど、私はどうしても納得できませんでした。でもいつもうまくそれに反応はできなくて、なんかもう、なんでそうなるのさ、意味わからない…くらいに思ってました。

そしたら、大好きなせやろがいおじさんが以前同性婚についての動画を作成していて、なるほどと私のもやもやを解決してくれたので貼っておきます!


「同性婚を認めたら国が滅ぶと言ったお偉いさんに一言」



と、いつものように脱線してしまったので…
反省は次の記事に続きます…





このブログの目的…時々忘れそうになりますが、「はじめまして」の記事に書きました。

在外邦人=日本の外にすむ日本国籍保有者
の選挙権や投票するための手続きなど、以前以下の記事に書きました!


フランス在住者の問い合わせ先やWebpageを以下のブログ記事で丁寧にまとめられているので、ご紹介しますねー!!フランス在住の方はこちらを参照すると便利です。

ここです↓↓↓


そしてこの動画はこのブログを書いた方々が作成しましたー。
選挙、大事だよ…選挙行こうよー!!!という切実な願いがひしひしと伝わってきます…。



ほかの国の場合もまとめたらいいんだろうけど、他の事に愚痴るので忙しくて…手が回りません。笑
いずれ。


愚痴記事はこちら… 
(読んでくださった方に不快な思いはさせてはだめだなと、最大限気を付けていますが…ちょっと言いすぎ!という場合はこっそりコメントなどいただけると幸いです😅)

大都市で左派・リベラルが弱い日本の不思議  漠然と感じるもやもや…共感してくれる方いるかしら。

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